臨床と研究の狭間空間

整形外科医で某国立大学の大学院で研究をしています。大学院生という立場からのブログです。

普段の生活

2019-6-11記載
 
こんにちは。鋼の整形外科医です。
自己紹介でお話しした通り、自分は整形外科医ですが大学院生です。
どのタイミングで大学院に入るかは医局によって様々ですが、当医局では整形外科専門医を取得した後くらいに大学院試験を受けることが多いです。
今日は大学院生をしている自分の現時点での生活を書いてみます。
(月) 研究日
(火) AM:A病院  PM:B病院
(水) 研究日+大学Ope日
(木) C病院外来→Ope
(金) D病院外来→Ope
ザックリ書くとこんな感じです。
大学から割り当てられた「代務」つまり非常勤医師としてアルバイトをしに行くわけです。
火曜日は比較的楽な外来バイトが午前と午後にあります。
木曜は専門班でも東海地区で結構有名な病院のバイトで、午前に外来をし終わり次第オペ手伝いとなり、オペの勉強にもなり楽しいです。
金曜日は以前勤務していた病院の外来とオペ手伝いです。ここは当直バイトをそのまますることもあり、翌日に午前中の外来バイトをして帰るという感じです。
月、水はと言うと、大学院生らしく研究をする日なんですね。
まだ自分は本格的に始まっていませんがマウスを使った実験をする予定です。
しかし今は手技の練習中で、先日は誤って分離した細胞を吸引してしまうなど安定しません…まぁ研究についてはまだまだ先の話ですね…
元々、木曜の代務が他の先生の担当になるまでの短期間だけの予定だったので、今後は木曜日も研究に費やすことになります。
気づいているとは思いますが、このスケジュールだと所謂、主治医というものにならないんですよね。
その分、当直バイト等を詰め込んでお金を稼ぐということも可能です。実際、毎週月曜は自分で探してきたバイト当直をしています。
また、夜に待機でもないのに緊急で呼ばれたりとかの煩わしさから解放されている反面、臨床医としての能力が日に日に落ちている気がしてなりません。
スポーツではないですが、臨床能力は離れている時間が長いと取り戻すのにも時間がかかります。
自分の中で落ちていく臨床能力を儚く思いながら過ごす大学院生活。
それがこのブログの中の人です。