臨床と研究の狭間空間

整形外科医で某国立大学の大学院で研究をしています。大学院生という立場からのブログです。

オンライン講義

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皆さんこんにちは。鋼の整形外科医です。

新しい生活様式の多くが取り入れられた2020年、1番の変化はオンライン化の普及ではないでしょうか。

個人的な意見としては、このオンライン化の流れは非常にメリットが大きく、コロナ収束後もハイブリッド式等で継続されることを希望しています。

 

オンラインでのメリット

この一年で大小様々な利益、不利益があった方もいるとは思いますが、自分としてはオンライン講義が金銭的にも移動の手間という面でもかなり得をしたと思います。

2020年に参加したオンラインセミナー(学会)は

日本整形外科学会

日本肩関節学会

JOSKAS(現在進行中)

リバース型人工肩関節置換術資格認定

日本整形外科学会リハビリテーション認定医

日本整形外科学会リウマチ認定医

骨折治療セミナー

人工関節セミナー

地方集団会

パッと思いつくだけでもこれくらいはありますが、もっとありそうな気がしなくもないです。

 

オンラインセミナー(学会)の何が良かった?

既にオンラインでセミナー等を受けている人はご存知だと思いますが、圧倒的に楽チン!

とても朝に弱いと自覚があるワタクシ

休日朝8時30分から開始のセミナーを聴講するのに、起床は5分前でOK!!

寝ぼけながら朝ご飯を食べつつ、のそのそとPCを起動。

セミナーが始まる頃にはスーツ姿の演者達が目の前にいるわけです。演者の先生方、聞いてる方はこんなので申し訳ありません(笑

f:id:DrQtaro:20210114221458j:plain注)写真はイメージです

 

そしてやはり嬉しいのが費用の安さ!

自分は東海地方に住んでいおり、東京や神戸、福岡、遠方では札幌、沖縄なども学会で行くことがあります。

当然ながら交通費が数万単位でかかりますし、宿泊費も滞在期間が長ければ長い程かかってしまいます。

勤務医だった頃は学会出張費の補助等がありましたが大学院生になると身分は学生です。補助なんてありません!全額自腹です!

 これが全てタダになる・・・助かります(´;ω;`)ウッ…

 

オンラインセミナー(学会)でのデメリットは?

メリットに比べるとこちらは個人的感想というか嗜好がだいぶ入っていますが2つほどデメリットがあります。

①真面目に講演を聞く気が無くなる・・・(特に学会)

あぁ~分かるわぁって同意してくれるアナタ、仲良くなれそうです。

オイ、ちゃんと聞けよって思ったアナタ、すいません。

言い訳ではありませんが、学会って平日の仕事を免除してもらって学会会場にいるからこそ講演を聞いてしっかり勉強できるもんなんだなぁって実感しました。

現在のオンラインセミナー形式で休日限定の開催だと、講演時間に合わせて時間を空けますが、オンデマンド配信の講演だと「まぁ時間がある時に観ればいいか」と思ってしまいませんか?

え、しない?そうですか・・・

で、気づいたら配信終了間近で焦る焦る

普段なら休んでいた学会当日は普通に仕事をして自宅に帰り、家庭の事をこなしていたりするとなかなか動画を時間が無かったりします

 

②飲み会が無い

これはお酒の席に興味が無い方には全く当てはまらないし、なによりwithコロナの現在では飲み会が無縁になってきていますね。

普段、同じ施設で働いている同僚ならしょっちゅう会いますが、以前に一緒に働いていた先輩や後輩と最近どう?みたいな話をしたり、普段なかなかお話しすることができない偉い先生とコミュニケーションを取れる場という事が、我々ドクターにとってもけっこう貴重な機会だったりします。

自分としてはこういうタイミングは割と大事なんじゃないかと思っている方なので、少し残念に思っています。

決して単に酒を飲みたいというだけではありません

 

オンライン生活が浸透してきて影響を受けたことと言えばこのような物でしょうか。みなさんの生活と比べて如何でしょうか。

この記事もJOSKASの講演を聞きながら書いています。

オンラインをうまく活用しアフターコロナの生活に役立てたいですね。

それではまた。

 

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